本気で苦手なことの話とESCOAD03後編の進捗(7月13日)

Some people said to me “Sounds like there is nothing you can’t do!”.

I guess they were referring some of stuff I do and have no intention of implying anything else. But that was something made me think lately.

うちなんてね、出来ないことだらけの割と高度な欠陥過多人間なんです。

まず、いろんな面においてテキトーですしね、女子力とか問われた日にゃ裸足で謝りながら逃げ出しますから、ええ。どれぐらいテキトーかっていうと、出勤してからストッキングに穴が開いてたことに気づいたり、そして気づいても予備とか持ってないしまーいっか誰もうちの足なんざ見てないさーで一日なんとか人の目を逃れて過ごしたくせに、その穴あきのストッキングを捨てなきゃいけないことを忘れて再び洗濯してタンスに仕舞ってしまうくらい、テキトーなわけですよ。

どれだけテキトーかをここで更にぐだぐだ述べても仕方ないわけですが、かなりのいい加減度があるわけです。ついでに言えば結婚ならびにその周辺の話にも全くもって不向きな人間ですし、平たく言えばいろんな意味で偏差値の低い人だと自覚しておる次第なんです。はい。

なのに、なぜか「なんでもできるんですね」と言われることがある。

多分、ハンドメイド(最初は金がないから勿体ない根性で不用品とかを工夫してただけ)とか絵(親が一切おもちゃを買ってくれなくて遊ぶものが紙とえんぴつしかなかっただけ)とか物書き(人生何度目かの最底辺ヒット時に金銭的にも最底辺すぎてパソ子以外に娯楽がなかったから自分で観たい物語を自分で作るしかなかっただけ)、英語だったりが手にあるからからなのか、と思います。

が。決して器用なわけでも特別に優れた頭脳を持って生まれたわけでもないんです。

ではなぜそうなったのか。

前述の人から言われた言葉が、考えるきっかけとなりました。なんでなんだろう、と。思いつく理由としてはひとつだけ、私の最大の短所であり長所があるには、あります。それは。

諦めるのが苦手、ってことかなあ。ただそれだけ。

例えば、夢見たことが中々実現しない、努力しても届かない、そんなとき。

諦めたら楽になるのがわかってる状況で、「今までがんばったよ、だけどこれ以上はどうせできなかったよ、分相応だよ、無理なことは無理なんだ、人は人、自分は自分だから、才能がないんだよ」と終止符を打つことは、可能です。

実際、そこであきらめたら楽になります。ストレスからも解放されるし不眠なんかも解消されるでしょう。

また新たな道を探せばいい。また、やり直せばいい。

そうそう、そうなんです。

だけど、本当にそうだろうか、と思ってしまうんですね。

私は、諦めの悪い人間ですから。

英語について、今日も進化したいと努力を怠らない、と書けば「やっぱり勉強が好きなんじゃない」と思われそうですが、そうじゃないのです。あるキッカケがあって、そして今に至るのです。

それは、二十歳をすぎて幾らもしない頃のことです。カレッジの二年目、そろそろ「留学してちょっとそれっぽい英語がわかるようになった」状態に慣れて、このままなんとか卒業さえすれば日本に帰国しても一応格好がつく、という将来が見えていた頃です。自己弁護じゃないですが、そのレベルになるまでにもかなりの努力はしていました。自分なりにがんばった、という自負もありました。そして、なんとなくある程度は留学してがんばったんだね、とわかる程度の英語力に満足しかけていました。

多分、あの状態でギリ卒業して帰国していたとしてもどこかで仕事はあったかもしれないな、と思います。が。

本当の意味での勉強は、その後にはじまったのです。それは、とある先生との出会いが、キッカケでした。

一生忘れないでしょう、その先生は講義の初日に、赤いデザイナー物のスーツにロングコートを羽織った姿で現れました。ハイヒールで、綺麗にブローされたブロンドの髪が歩くたびに肩で揺れていました。赤いルージュが、かっこよかった。普段見慣れていたオーバーウエイト気味なカナダ人らとは違い、細身の彼女、それがスーザン先生でした。

公認会計士で、同性の目から見てもカッコいい大人の女性でしたよ、本当に。

乗っていた車も(失念してどこの何だったか覚えていないのですが)カッコよくて、とにかく颯爽と現れて早口でその日のニュースや小さな話題でクラスの意識を彼女のトークへと掻っ攫い、そして授業へと進めてゆく。なかなか褒めてはくれない先生でしてね、正しい答えを導いても更なる追撃をくれる。

点も辛いし、言う言葉も決してやさしくはない。けれど、彼女の授業は楽しかった。あんな風に話題が豊富で、そしてリズムのいい授業は、それまで生きて来た人生のなかで初めてでした。そして、その厳しい言葉と追撃、楽しいリズムと豊富な話題の裏にあったのは、教科書で学んだ知識ではなく、彼女自身が本物のリアルな世界で会計士として、一人のビジネスパーソンとしての厳しさに晒されて、積んできた経験があったからなんですね。

だから、言葉に真実があった。本物がもつ、重さと響きがあったんです。

そして、そのことに気づいたときに、自分自身の愚かさと浅さにも気づきました。

「なんちゃって英語ができる」「なんとなく外国に行ってた経歴」「とりあえず日常会話には困らない」……そう、うちが手にしてたんは、全部メッキでした。なんちゃって、なんとなく、とりあえず、それらは全部、本物には遠く及ばない薄い薄いぺらっぺらのメッキだったと知りました。

吹けば飛ぶような、ね。

私という人間はどうにも諦めるのが苦手、なのだと書きました。でもこれは生まれつきだけじゃなくて、後天性のものも大きいと思います。

なんでこんな風に諦めの悪い人間になったかという話は、また別のお話しなのですが……

スーザン先生のすごさとカッコよさに気づいても、彼女は特別できる人だからと思ってしまえばその後、あれほど苦しい思いをして勉強することはなかったと思います。なにしろ、勉強はだいっきらいですから。高校時代は居残り補習の人でしたしね。日本語でもキライなのにましてや英語で学ぶ商法や経済なんて冗談じゃないレベルでキライというか、できることなら避け通して卒業証書を手にしたいくらいでした。

きっと「すごいねー、スーザン先生ってーかっこいいねー、あーいう人って本当にリアルにもいるんだねー」と思うだけで過ごしたら、残りのキャンパスライフはもっと充実した楽しい時間だったかもしれない。

けれど、あの日から。気づいてしまったあの日から、本当に一生メッキでいいのか、このままメッキのままで帰国することになってもいいのか、と問い始めました。

諦めたくない、と思いました。

誰でもない、自分自身を。

20歳そこそこのころです。

負けるのが、嫌だと思いました。

誰でもない、自分自身に。

そのころからもうすぐ、二十年です。

山あり谷ありと言いますが、本当に色んなことがありますねぇ。うちの場合はあんまり山がないってのがポイントなんですけどね。ふふ。

ただ一つだけ、どこまで行っても戦わなきゃいけない相手は自分自身の弱さってやつだってことを覚えていたら、何とかなるんじゃないかなぁと思います。だって、諦めなかったから今がある。

色んな大変なことがたくさんありましたけど、でも今、学生さんたちの前に立つことができるのも、お仕事を通じて色んな方々と知り合えるのも、綴る物語を通して様々な方々に言葉を届けることができるのも、あの頃スーザン先生に出会えたこと、本物のカッコよさを目の当たりにできたことが大きいように思います。そうして今に至ること、全て過分なほどに幸いなことだと思います。

(とかいいつつ、日常的には結構な率で自分の弱さに負けまくってます。眠気とか酒とか眠気とか酒とか)

ただ今ESCOAD03後編を執筆しています。他の執筆スケジュールが既に入っているため、こちらはなんとか今月中に仕上げないとまずい感じなのですが、これもまた自らの弱さ(ESCOAD書きたいけどこいつ書いたら終わっちまうううううあああもうちょっと連中を描いていたいいいいい)との闘いなわけですよ。がんばります。

夏本番まで、あと少し。

体調に気を付けてがんばりましょう!

(`・ω・´)ゞ

 

追伸:

らくがき画像が気になるっていう方へ。どうぞ。

03

梅雨時は革靴のお手入れを大切に。ですよ。うひ。

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