男たちのデスマーチ-ITサポ戦線、離脱不可-「山田錦」①

デスマーチの上演まで一ヶ月を切りました。

なんとも、早いものです。良く考えたら最初にこのお話を武藤さんから頂戴してから、(それもツイッターでのふざけたやりとりから本気の話へと進化するって言う、素敵な進化系で)一年半以上が経過しているわけです。

が、なんかこう、あっという間だったような気がします。

歳をとったからだって?

あー、それもあるだろうなあー。否定はしません。だって飲酒年齢+ハタチですから。ええ!(いいだろ?ふふ)

今まさに、新和座の皆様と共に今回出演いただく3名の俳優さんたちがそれぞれの登場人物を作り込んでおられる事かと思います。来月の上演まで、ぐっつぐっつと煮込まれ味を深めまくるわけですよ。楽しみってもんじゃないですか。

と言うことで、長い前振りはここらで置いといて。

昨年末にかけてこのブログ上で公開した前夜物語では、主人公であるITサポートチーム5名の女性たちのスピンオフ話を書きました。ところがこの舞台にはあと3名の登場人物がおるのです。

その、3名。

彼らに今日から一週間ごとにスポットを当てて見たいと思います。

 

「空気と流れを読んで成功する男、山田錦」

初回の今日は、山田錦を語ってみたいと思います。

株式会社ウォルフィで若いながらも課長の職につき、そして垣田リーダー率いるITサポートチームのクライアントであり上司でもあると言う人物。

IT部門の課長なのに知った被りが多くて、金にはケチ。

おまけに嫌味かつ偉ぶった態度をとることから主人公たちにはかなり嫌われているのですが……。

実際のところ、山田錦という人物は現実世界であっても成功するタイプの人だと思うんです。

私はね。

物語の中でも何度かでて来ますが、山田錦はどこまでもコストに敏感であり、かなり細かい。それは主人公たちの立場になれば嫌なものになってしまうんですが、逆に言えば細部に至るまで考えを巡らせることができるからこそ、なんですよね。

と考えると、山田課長はかなりできる人なんだな、と。

そして彼の頭の良さと回転の良さは、同時に切り替えの良さにも現れます。

部下に叱責を食らわしながらも、上層部の動きには目を光らせられる彼は、空気と物事の流れを読むことができるんですよ。

例えば私なんぞのキャパの狭い人間が誰かを叱るとします。すると、もう目の前の人と自分が言わんとすることの筋道を違えずに話すことでいっぱいいっぱいで、窓の外にゴジラが来ようが社長がPPAPっていようがきっと目にも入らないと思うんです。

だけど、この山田錦って人はそれができてしまう。社長のノリに合わせてうまーくヨイショだってできるでしょう。

私が思うに、この人は主人公たちからしたらとてつもなく嫌な奴だとしても、間違いなく組織の中では成功するんじゃないか。

経費削減って、大変なことですよ。それを求めれば外注には嫌われるし、目標額があるならなおさら、上からの圧力も半端じゃないでしょう。中間管理職としては、実は大変な立場にいるかもしれない。

けれど、それらを全く感じさせずにキラッキラのオーラを纏いながら登場する山田錦。

彼もまた、この物語が舞台へと駆け上がり、そして命を得た人物の一人なのかもしれない。

そしてこの男はきっと、魅せてくれるはずである。

 

この山田錦を演じられるのは、野川和之さん。(@daiitoku_myo_oh

原作者の特権でお稽古風景を拝見させていただいたんですけども……ちょっとちょっと、これはすごいですよ。ネタバレリーナになりたくないので多くは話せない、話せないんだけど!

あああとりあえず!

次週は、白鶴元刑事について語ります!!

(これ以上書くと、確実にネタバレになるまで喋りすぎる)

 

本編「デスマーチ-ITサポ戦線、離脱不可-」

2017年2月10日より公演 チケット及び公演の詳細は新和座特設ページ

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